- 2016/01/05
・原価率が高くなる
・営業以外にかかる時間と労力
・経費がかさむ
・店舗運営にかかるリスク
この動画は
【ラーメン 三代目しゅう】
の店主である青木修氏が、
「ラーメン屋が儲かりにくい理由」
を自身の経験に基づき、
主に4つのポイントに絞って解説した内容です。
「国民食」
としてのイメージが強いがゆえのジレンマや、
運営上の隠れたコストについて
詳しく語られています。
主な内容は以下の通りです。
1. 材料原価率の高さと価格転嫁の難しさ
高い原価率
一般的な飲食店の材料費は
30%程度が理想ですが、
現代のラーメン店は素材にこだわるため、
35%以上かかることが珍しくありません。
材料費の高騰
煮干しや豚骨、昆布などの材料費は、
15年前と比べて約50%も上昇しています。
価格のジレンマ
材料費は上がっているものの、
「ラーメン=安くて手軽な食べ物」
というイメージが強く、
一杯1000円を超える価格設定に
抵抗感を持たれやすいため、
利益を削らざるを得ない状況にあります。
2. 営業外の膨大な労力と時間
スープの仕込みのために
朝5時から店に入ることも一般的で、
仕込み、開店準備、閉店後の後片付けなど、
お預かりしたお金が発生しない
「営業時間外の労働」
が他の業種に比べて非常に多いです。
特にラーメンは油を多く使うため、
清掃や洗い物(油汚れの処理)に
多大な時間と洗剤等のコストがかかります。
3. 材料費以外の高い経費
水道光熱費
スープを炊き続けるガス代や、
麺を締めるための水道代が非常に高く、
売上の10%近くを占めることもあります。
ゴミ処理代
スープを取った後の
大量のガラ(骨や煮干しなど)
を廃棄するコストも無視できません。
月商200万円の店で
月4〜5万円かかる場合もあります。
4. 店舗運営にまつわるリスク
ご近所トラブル
ラーメン特有の「匂い」や、
人気店ゆえの「行列」に対する
近隣からの苦情により、
移転や閉店を余儀なくされるリスクがあります。
結論
この動画は
ラーメン屋が
・高コスト
・長時間労働
・低利益
になりやすい構造であることを示しています。
しかし、
青木氏は「儲からない」ことを強調したいだけではなく、
一杯のラーメンで客を喜ばせる
「やりがい」や、
企業努力次第で利益を出せる
「夢のある仕事」
であることも伝えています。