- 2023/06/03
1、コロナショック
2、高価格
3、インバウンド目当て
4、不法就労
5、カップ麺490円←値下げするな!=独禁
本動画は、
かつて日本一営業利益率が高い
ラーメンチェーンとして知られた
「一蘭」の売上が
大幅減(年商102億円減)となった背景、
不振の要因、
およびブランドイメージを揺るがした
不祥事・懸念点について
まとめられたコンテンツです。
一蘭の歴史と独自の「味集中システム」
創業と進化
1960年に
福岡で開店した屋台
「双葉ラーメン」が発祥。
1993年に
現在の代表・吉冨学氏が
一蘭を買取り
「那の川店」をオープンして
店舗展開を開始。
特許・独自システム
周囲を気にせず食事ができる
「味集中カウンター」(仕切り席)
や
「記入式オーダーシステム」
などの独自システムで特許を取得し、
国内外で急速に成長。
年商が約100億円以上激減した主な要因
① インバウンド(外国人観光客)需要への過度な依存とコロナ禍の影響
一蘭の売上の大部分は
アジア系を中心とした
訪日外国人観光客(インバウンド)
によって支えられていた。
2020年からのコロナ禍による
渡航制限で
インバウンド客が激減。
ピーク時の
年商288億円(2019年)から
186億円(2020年)へと
約102億円(約36%減)の
大幅な減収となった。
② 繁華街を中心とした立地リスク
インバウンド狙いで
繁華街に集中出店していたため、
外出自粛や
時短営業要請の直撃を受け、
日本人の日常利用(学生や会社員等)の足も遠のいた。
③ 国内顧客(日本人)にとっての割高感
有田焼の器や
こだわりの素材を使用しているものの、
1杯890円〜980円、
替玉210円という強気な価格設定。
観光客(インバウンド)には
手頃に感じられても、
本場・福岡の地元民
(500円以下で食べられる文化)
や
一般の日本人消費者にとっては
「リピートするには高すぎる」
という評価が定着した。
企業の信頼・イメージに影を落とした問題点
外国人労働者の不法就労問題
店舗での接客が
ほぼ不要なオペレーション構造から
外国人アルバイトの採用が増えたものの、
労働資格のない
外国人労働者の不法就労・雇用問題が発生した。
カップ麺の「再販売価格維持(価格拘束)」に関する公取委の調査疑い
2021年に発売された
具なし・約490円の高級カップ麺において、
ブランドイメージ(高価格帯)を維持するために、
小売店に対して
「値下げ(特売)をするな」
と
不当な圧力をかけた疑いで
(独占禁止法違反容疑)
公正取引委員会から調査を受けた。
その結果、
店頭で490円のまま値下げされず
売れ残って山積みされるケースが散見され、
過去のヒットから一転して
イメージ悪化につながった。
まとめ
一蘭が大幅な減収に陥った背景には、
「インバウンド需要への偏重」
「国内顧客にとっての強気な高価格設定」
があり、
さらに
「不法就労問題」や
「カップ麺の不当な価格拘束疑い」
などの
コンプライアンス面での課題が
重なったためとまとめられています。
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